カテゴリー: トライアル
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STEP4|セルフケアを「依存させずに積み上げていく」
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STEP3|無意識の力みとバランスの崩れを理解する
STEP1・STEP2では、
- 姿勢や体調は身体の反応の積み重ねで決まること
- 運動やストレッチが効かない場合、
体がうまく反応できない状態になっている可能性があること
をお伝えしてきました。
STEP3では、その背景にある
無意識の力みと、
身体のバランスの崩れについて整理していきます。
多くの不調は「力が足りない」のではない
体が疲れやすくなっていたり、
肩こりや腰痛が続いていると、
- 筋力が足りない?
- 運動不足?
- もっと鍛えたほうがいい?
- ジム通い?
と考えてしまいがちです。
それも正解ですが、運動しても改善しない方がいます。
施術の現場で多いのは、
筋力が足りないのではなく、力が入り続けている状態であったり、筋力のバランスが崩れている状態だったりします。しかもこの力みやバランスの崩れは、
本人にとっては「普通」であり、
力を入れている自覚もバランスが崩れている感覚もほとんどありません。
力を入れている感覚がないまま、力が入っている
無意識の力みが厄介なのは、
- 力んでいる感覚がない
- 自分では自然な状態だと思っている
- 抜こうとすると不安になる
といった状態になっていることです。
これは、
長年の姿勢・生活習慣・動きのクセによって、
その反応が当たり前として固定されているためです。
無意識の力みは、意識では解除できない
重要な点があります。
無意識の力みは、
意識的にコントロールすることが非常に難しい
ということです。たとえ、
- 「ここが力んでいる」と認識できたとしても
- 「力を抜こう」と思ったとしても
その筋肉の力を
意図的に抜くことは、ほとんどできません。これは意志の問題ではありません。
無意識の力みは、
筋肉そのものよりも
神経の反応パターンに近いものだからです。
力みが続くと、体は常に緊張モードになる
無意識に力が入り続けている状態では、
体は「緊張が基本」の状態になります。この状態では、
- 交感神経が優位になりやすく
- 副交感神経が働きづらくなる
というバランスになりがちです。
その結果、
- 寝つきが悪い
- 夜中に目が覚める
- 眠っても疲れが取れない
といった
睡眠の質の低下につながることも少なくありません。
力が抜けていても、体が整っているとは限らない
ここで、もう一つ大切な視点があります。
力が抜けている=体が整っている
とは限りません。たとえば、
- 体が左右どちらかに傾いている
- 体幹がねじれている
- 巻き肩
- 猫背
- 反り腰
こうした状態の方は、
自覚としては
「そんなに力んでいない」
「力は抜けている感じがする」
と感じていることも多くあります。しかし実際には、
- 左右のバランス
- 前面と後面の緊張関係
が崩れている可能性があります。
拮抗関係が崩れると、体はうまく支えられない
筋肉は、
- 伸びる筋肉
- 縮む筋肉
が拮抗関係を保ちながら、
体を支えています。この関係が崩れると、
- 一方は緊張し続け
- もう一方は緩みすぎる
という状態になります。
すると、
力をスムーズに伝えられず、
体を支えるために余計な努力が必要になります。
緊張している筋肉・固まって伸びにくい筋肉があると
拮抗関係が崩れ、
- 緊張が抜けない筋肉
- 固まって伸びにくくなった筋肉
があると、
- 力が分断される
- 動きがぎこちなくなる
- 小さな動作でも疲れやすくなる
といった状態が起こります。
この場合、
「力が抜けている感じ」があっても、
体は効率よく使えていません。
力は抜けているが、短縮して縮んでいる筋肉がある場合
さらに見落とされやすいのが、
力は抜けているが、
筋肉自体は短縮したまま
という状態です。このような筋肉は、
- 緊張している感覚が少ない
- でも長さが戻らない
- 姿勢を引っ張り続けている
という特徴があります。
その結果、
- バランスが崩れたまま
- 不調が続く
- 体調がなかなか良くならない
といった状態につながります。
「コントロールできないもの」をどう扱うかが重要
無意識の力みは、
意識で直接コントロールできるものではありません。だからといって、
放置するものでも、諦めるものでもありません。重要なのは、
コントロールできないものに対して、
どのように対処すれば
身体の反応が変わっていくのか。この視点を持つことです。
反応を変えるには、知識と技術が必要になる
無意識の力みやバランスの崩れを扱うためには、
- 身体がどう反応しているかを理解する知識
- 反応が変わる条件を整えるための技術
が必要になります。
STEP3では、
そのすべてを行うわけではありません。まずは、
「自分の体で、何が起きているのかを把握できるようになること」。
それが、
反応を変えていくための最初の一歩です。
STEP3の位置づけ
このSTEPの目的は、
- 力みを取ること
- 正しい状態に戻すこと
ではありません。
体をうまく支えられなくなっている理由を、
構造として理解することです。ここが理解できて初めて、
- 筋トレを入れるべきか
- ストレッチを減らすべきか
- 何もしない時間を作るべきか
といった判断が可能になります。
STEP3で覚えてほしいこと
- 無意識の力みは、自分では気づきにくい
- 意識的に解除しようとしても、うまくいかない
- 力が抜けていても、バランスが崩れていることがある
- だからこそ「どう扱うか」を学ぶ必要がある
次のSTEPでは、
ここまでで理解した
無意識の力み・拮抗関係・神経の状態を前提に、セルフケアを「続けなくても崩れにくい形」にする考え方
を整理していきます。頑張り続けるケアから、
必要なときに選べるケアへ。
その切り替えが、次のテーマです。 -
STEP2|ストレッチの役割を再定義する
STEP1では、
姿勢は「形」ではなく
身体の反応の積み重ねで決まること、
そして、
意識は“維持するため”ではなく
“気づくため”に使うという考え方をお伝えしました。このSTEPでは、
ストレッチや運動、筋トレについて
よくある誤解を整理していきます。
体を動かすことで調子が良くなる人もいる
まず大切な前提として、
これははっきりお伝えしておきます。体を動かすことで、確実に調子が良くなる人はたくさんいます。
- これまでほとんど運動してこなかった
- 体力が落ちていた
- 動く量そのものが少なかった
こうした方が、
- 軽い運動
- 筋トレ
- 体を動かす習慣
を取り入れることで、
- 持久力がつく
- 疲れにくくなる
- 体調が安定する
という変化が起こるのは、ごく自然なことです。
それでも改善しない人がいるのも事実
一方で、
同じように体を動かしたり、筋トレやストレッチをしても、- 思ったほど良くならない
- 一時的には良いが戻ってしまう
- むしろ調子を崩す
こうした方がいるのも事実です。
これは、
努力不足や根性の問題ではありません。今の身体の状態に合っていない運動をしている
可能性があります。
身体が「正常に反応できない」状態とは
運動やストレッチがうまく作用しないとき、
身体は次のような状態になっていることがあります。- 力を入れたくないところで入る
- 力を抜きたいところで抜けない
- 動きがぎこちない
この状態では、
身体は刺激をうまく処理できず、
反応が書き換わりにくくなります。
筋トレが効果的に作用しない主な理由
筋トレで多く見られるのは、
次の3つです。1.やりすぎている
- 頻度や量が多すぎる
- 負荷が強すぎる
- 回復の時間が足りない
この状態では、
筋肉は常に緊張し、
防御反応が優先されます。
2.アライメントが崩れたまま動いている
姿勢や関節の位置関係
(アライメント)が崩れたまま筋トレを行うと、- 狙った筋肉が使われない
- 代わりに別の筋肉が頑張る
ということが起こります。
結果として、
鍛えているつもりでも
反応は偏ったままになります。
3.筋肉を「緩める」工程が不足している
筋トレは
筋肉を収縮させる刺激が中心です。にもかかわらず、
- 収縮ばかり
- 緩める時間がない
状態が続くと、
筋肉は力を抜けなくなります。
ストレッチが効果的に作用しない主な理由
ストレッチの場合、
次のようなことが起こりやすくなります。1.本当に伸ばしたい部分が伸びていない
代償動作によって、
- 別の部位が伸びている
- 本来の緊張が残っている
というケースは少なくありません。
2.緩みすぎている筋肉が生まれている
いつも同じストレッチを続けていると、
- よく伸ばす筋肉は緩む
- 伸ばせていない筋肉は緊張したまま
という状態になります。
その結果、
緊張が残る部位と
緩みすぎた部位のコントラストが生まれ、
身体のバランスは崩れやすくなります。
ストレッチと運動の正しい位置づけ
ここで、整理します。
- 運動や筋トレが必要な人もいる
- ストレッチが助けになる人もいる
ただしそれは、
今の身体が“反応できる状態”にある場合です。反応が整う前に、
- 負荷を足す
- 量を増やす
これを繰り返すと、
改善は頭打ちになります。
このSTEPで覚えてほしいこと
STEP2で大切なのは、次の視点です。
- 運動や筋トレが合う人もいる
- それでも合わない場合がある
- その原因は「反応」と「順番」にある
これは、
頑張りが足りない話ではありません。今の身体に、何が必要かを見極める段階に来ている
というサインです。
次のSTEPでは、
こうしたズレを生み出している
「自分の体がどこで無意識に力んでいるのか」を
具体的に確認していきます。ここが分かると、
筋トレもストレッチも、
「今はやるべきか、控えるべきか」が
自分で判断できるようになります。 -
STEP1|姿勢が戻る本当の理由を理解する
まず最初にお伝えしたいこと
姿勢が戻ってしまうのは、
あなたの努力が足りないからではありません。多くの方が、
- 姿勢を意識しようとしている
- 気づいた時に正そうとしている
- 日常の中で気をつけている
それでも、気づくと元に戻ってしまいます。
これは、とても自然なことです。
なぜ、良くなっても元に戻るのか
身体は
「正しい姿勢」そのものよりも、
「慣れている反応」に戻ろうとします。長年の生活の中で作られた
筋肉や神経の反応パターンは、
意識よりも先に働きます。そのため、
形だけを整えようとすると、
一時的には良くなっても、
身体はすぐに元の反応へ戻ってしまいます。
姿勢は「反応の積み重ね」で決まる
姿勢は、
一瞬の意識で作られるものではなく、
日常の中で起きている反応の積み重ねです。- 立ち上がる時
- 座っている時
- 歩いている時
こうした動作の中で、
どこに力が入り、
どこが抜けているか。その積み重ねが、
「あなたの姿勢」を作っています。
では、意識は必要ないのか?
ここで、はっきりさせておきます。
意識は、必要です。
ただし、
多くの方がやっている
「意識の使い方」が間違っているだけです。よくあるのは、
- 常に正しい姿勢を保とうとする
- 背筋を伸ばし続けようとする
- 気合で姿勢を作ろうとする
こうした意識の使い方です。
この方法では、
身体は緊張し、
反応は変わりません。
正しい「意識」の役割とは
姿勢における意識の役割は、
維持することではありません。「気づいて、戻す」ことです。
- 崩れたことに気づく
- 無理なく戻せる位置に戻す
- その感覚を覚える
この繰り返しによって、
身体の反応そのものが
少しずつ書き換わっていきます。意識とは、
身体をコントロールするためではなく、
身体に学習させるための道具です。
「意識できない自分」を責めなくていい
姿勢を意識できない時間があっても、
それは失敗ではありません。むしろ、
- 気づけた回数
- 戻せた回数
これが増えていくことが、
姿勢が安定してきているサインです。
このSTEPで覚えてほしいこと
STEP1で覚えてほしいのは、
次の3つです。- 姿勢は反応の積み重ねである
- 意識は必要だが、使い方が重要
- 意識は「維持」ではなく「気づき」のために使う
この理解があるだけで、
これから取り組むセルフケアやストレッチの
質が大きく変わります。
次のSTEPでは、
この「意識の使い方」を踏まえたうえで、
ストレッチが
どこまで有効で、どこから逆効果になるのかを
整理していきます。 -
はじめに
このページにたどり着いたあなたは、
- 事務で筋トレ、ヨガ、ピラティスなどの教室に通っている。
- YouTubeやSNSで見たエクササイズやストレッチを試している。
- 姿勢を意識するようにしてきた
それでも、
「その場では楽になるけれど、しばらくすると元に戻る」
「何が正解なのか分からなくなってきた」そんな経験をされているのではないでしょうか。
なぜ、これだけ情報があっても身体は変わらないのか
今は、身体に関する情報があふれています。
ストレッチ、筋トレ、姿勢改善、セルフケア……。けれど実際には、
「情報を集めてるだけで、実践できていない」「行き詰まりを感じている」
「自分にあっているのかがわからない。」
という状態に陥っている方がとても多いのが現実です。
それは、あなたの努力が足りないからでも、
身体が特別に悪いからでもありません。「学ぶ順番」と「整理の仕方」が間違っているだけです。
あなたにあったやり方やエクササイズの順番を変えることで
体が驚くように変わってきます。
このトライアルコースが目指していること
このコースは、
いきなりストレッチのやり方や回数を教えるものではありません。まずは、
- なぜ良くなっても戻るのか
- 何をやればいいのかではなく、あなたにとって必要なことはなにか。
- 自分の身体は、どこで無意識に力んでいるのか
こうした “身体の見方”を整理することから始めます。
いわば、自分の体との対話とも言えます。このトライアルでは、
その考え方と判断基準を、順を追ってお伝えしていきます。
このページにあるカリキュラムについて
ここに掲載しているカリキュラムは、
- 身体の悩みを抱えている方が
- 自己流を卒業し
- 自分の身体を理解しながら整えていくための
入口として設計された内容です。
すべてをここで完結させるためのものではありません。
まずは「正しいスタート地点」に立つための構成になっています。
最後に
このコースを通して目指しているのは、
「頑張り続けないと維持できない身体」ではなく、
**「理解しているから、自然と整っていく身体」**です。もし、
- 何を信じて続ければいいのか分からなくなっている
- 情報に振り回されるのをやめたい
- その場しのぎではなく、根本から整えたい
そう感じているのであれば、
このトライアルコースは、きっと役に立つはずです。